JICAベトナム事務所常駐代表、ジェトロ代表、ホーチミン日本商工は、会議で紹介されたドンタップ省の潜在力を通じて、ドンタップ省には発展のチャンスが多くあると評価しました。この会議で、日本の企業や投資家はドンタップ省についてもっと知ることができました。ホーチミン市の日系団体は、ドンタップへの企業紹介に努め、投資を模索し、2024年に大きな進展が期待されます。

ホーチミン日本商工会（JCCH）会長の水島幸三さんは、会議で展示された典型的なドンタップ製品に興味を持ち、調べました。

農業開発に適した肥沃な土地で、省への投資コストは大都市よりも低いです。さらに、同省には企業向けの優遇政策が多くあり、インフラへの投資が進んで、特に省とホーチミン市の交通時間の短縮でドンタップ省の大きな利点であり、外国人投資家にとって大きな関心を集めています。

深井宏さん - 日本人投資家はドンタップへの投資プロセスについて語します。

会議で、ドンタップ省のティエン・ハ・カメダ株式会社のゼネラルディレクターである深井宏氏は、同社がドンタップへの投資を選択した理由は、大きい市場とホーチミン市に近いためであると述べました。ドンタップには、豊富で高品質な米原料、豊富で熟練した労働力、特に地方政府からの支援と優遇政策があります。

サムシングズ・グループ（日本）の代表者は農業分野の適切なデジタル変革を実現するためのオンチョ・ハニービー・ソフトウェアの導入支援など、グループとドンタップ省との間の最近の協力プログラムについて、ドンタップ省の社会経済発展の条件についても共有しました。

シード・トゥ・テーブル組織は最近、ドンタップ省で多くのプロジェクト、特に2019年5月から現在まで実施されている有機農業開発プロジェクトを実施しています。このプロジェクトは、小規模農家や学校による有機農業の実践を支援し、周囲の人々が有機農業についてさらに理解するよう指導します。最近、シード・トゥ・テーブル組織が実施したプロジェクトの協力と支援により、ドンタップ省の農業および教育分野における有機農業の重要性に対する意識は積極的に変わりました。

ドンタップ省に投資を誘致するには、外国投資家のニーズを満たすために施設やインフラに投資し、地元の質の高い人材の問題をうまく解決する必要があると日本企業は主張しています。

ホーチミン市からドンタップ省までの移動時間を短縮する交通インフラプロジェクトの完了期間、有機農業、特にマンゴー、現地での機械工学や農業機械分野の人材育成について企業の注目が集まって、協力の提案が受けられました。

ファム・ティエン・ギアさん省人民委員会委員長とグエン・フック・ティエンさん省人民委員会副委員長は、日本の企業や投資家に懸念事項に対して回答しました。同時に、ドンタップ省が日本企業に協力や投資を呼び掛けたい内容を伝えました。

ファム・ティエン・ギアさん: ドンタップ省は、今日求められた投資プロジェクトができるだけ早く展開できるよう、紙で約束するだけではなく、具体的な行動をします。

ファム・ティエン・ギアさんは、会議に出席した在ホーチミン日本国総領事、国際機関、専門家、投資家、企業からのコメントやアドバイスを敬意を持って受け入れ、引き続き近い将来、日本の投資家から多くの意見を受け取ることを望むと述べました。

投資を誘致するという意志と決意、そして社会資源が経済発展の重要な「突破口」であるという一貫した見解のもと、ドンタップ省は投資、営業、交通網、工業地帯や工業区のインフラなどの環境をさらに改善し続けて、豊富な若い労働力を準備すると省人民委員会委員長は言い加えました。

ファム・ティエン・ギアさんは、私たちは、どうでも良い投資を求めるわけではありません。ドンタップ省の農業の強みを最大限に活用するためにドンタップ省が切実に必要としている分野への呼びかけに重点を置くと強調しました。ドンタップ省は常に、貴社の投資プロジェクトの成功がドンタップ省の成功であると考えています。ドンタップ省人民委員会、関連部門および地域は常に投資家に同行し、一貫した投資方針を持ち、あらゆる条件を整え、ドンタップ省に投資する際の投資家を積極的にサポートします。

ドンタップ省人民委員会委員長は、ドンタップ省と日本企業との投資貿易協力会議の閉幕を発表し、近い将来、企業と投資家が具体的な提案と課題を持ってドンタップ省で再びお会いしたいことを伝えました。

レ・コック・フォン省党書記がドンタップの蓮の花で作ったタンチョウ鶴の絵を在ホーチミン日本国総領事に贈呈しました。

グエツ・アン